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資金繰り改善のポイント

東京はあいにくの雨模様ですが、今週も1週間がんばっていきましょう! 今回のテーマは 【資金繰り改善のポイント】です。 資金繰り改善のポイントで一番重要なことは、経営者自身がお金の流れについてよく把握することだと思います。 きちんと把握していなければ問題点や改善点が見えずに、対応が遅れてしまいがちです。 資金繰りの問題点は、早期に見つけて、早め早めに対処するのが重要です。 そのためにも、税理士や経理担当者に任せきりにせず、常に資金繰りについて十分把握しておきましょう。 企業にとって、利益の追求はもちろん非常に大切なことですが、利益の追求にばかり目を奪われて、資金繰りに失敗してしまう事例も少なくありません。 確実な資金繰りを行ったうえで、利益を追求していく必要があると思います。 そのためには、試算表や資金繰り表などを作成、活用し、資金が不足しそうな時期を明確に把握した上で、早期に対策を練って、対応していかなければなりません。 資金繰りが厳しい企業は、いわゆる「どんぶり勘定」をしている場合が多く見られます。 資金繰り表をきっちり作成し、資金不足がいつ、いくら、どのくらいの間、なぜ起こるのか?を把握すれば、早期に対応や改善ができますので、有効に活用しましょう。 資金繰りがたびたび厳しくなりやすい企業は、入金チェックは必ず行う、預金残高は常に把握しておく、過剰在庫や不良在庫の原因を見つける等、入金管理や在庫管理は徹底して行い、経費の節約や削減、合理化などにより、支払いの改善を図りましょう。 そして、利益を増やすためのさまざまな方法を行い、資金を増やしていけば、うまく資金繰りが回っていくようになるでしょう。

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